SSブログ

受験の神様 ~こどもをみまもること~ [TVドラマ]

日テレの土9時に「受験の神様」が始まった。この枠は「女王の教室」「演歌の女王」など「~の~」というタイトルが最近多いのですが成海璃子は「演歌の女王」にも出ていてその時は天海の弟子としてついていく不幸な高校生を演じていたのですがその天海主演でヒットした「女王の教室」の中学生版を演じている。

物語としては小学6年の広は父の勇(山口達也)と二人で暮らしていた。野球の好きな広は友達が野球の強い中学に入るために塾に入ったと聞く。勇は妻と離婚し男一人で広を育て自分が一番彼のことを理解していると自負していた。しかし広は自分が子供扱いされていることに不満を持っていた。

そして広は河原で菅原道子(成海璃子)と出会う。広は学校の帰りに野球の強い早田中を見にいき受験してその学校で野球をしたいと思い受験を決意する。しかし受けた試験でまったくといっていい程出来なくて悔しくて泣いた。そして勇と広の受験戦争が始まる。

そして噂で聞いた受験の神様、菅原道子を捜し出す。最初は彼女の傲慢な態度に腹をたて家庭教師を頼まなかった。勇はそこで北海道の野球の強い私立中学に広をいれようとする。そこは寄付さえすればレベルは高くない。夜もバイトして金を稼ごうとする父の姿を知る。そこに道子があらわれ広は再度道子に家庭教師を頼む。それは父のためではない。自分ができないことにくやしかった広の純粋に受験に打ち勝ちたいという気持ちからだった。

そして道子の家庭教師が決まるところで第1回が終わるのだ。

まあ女王の教室の天海のように笑わない鬼のような家庭教師の誕生である。我々の時代ではほとんど周りのいなかった中学受験が今では6人に1人が中学受験をする時代である。はたしてこの物語がいきつくのは中学受験をどう表現していくのだろうか楽しみにしている。

よくある塾ではちまきをして洗脳するかのうように勉強に駆り立てる姿。当然塾も次の募集を考えればいい結果を出すためにいい生徒しかとらない。そりゃぁ、合格するでしょうということだ。昔はこんな風に簡単に否定できたのだが今の学校はほんとにゆとり教育などで学力のない子を作り出す環境でもある。それなら中学に苦労させるという考え方もあるのかな。

でもおそらくこの物語はそういう結末にむかいそうではない。実際、道子の素性もわからないし、勇の母(八千草薫)の存在がキーかもしれない。この第一話でも勇が子供の気持ちをわかってやれなかったことを悔やんだとき「子供を見守ってやること」を大事にしなさいという。子供に何かをさせるのではなく本人にしたいことを決めさせそれを見守るのが親なのである。

親が無理強いさせて受験させたのではない。広自らが望んだことなのだ。受験マシーンを作り出すのではない。結局どんなに塾でマシーンのように勉強をつめこまれても受験会場で人という字を書いて飲み込んでいるのをみたら結局アナログなのだ。はたしてこれからどういう物語にするかお手並み拝見です。

まあ成海璃子演じる菅原道子って「受験の神様」と言われる菅原道真のことですよね。べたですなぁ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。