フィギュア ドリームオンアイス ~嵐の前の静かな笑顔~ [スポーツ]
さてフィギアスケートが今回行われたが安藤美姫と浅田真央がケガのために欠場した。しかし中野や高橋、そしてランビエールやキム・ヨナなどが参加した。今回は順位を決める戦いではなくこれから戦いが始まる前のエキジビションのようなものでそれぞれが楽しんですべっていたようだ。
とにかく皆が笑顔で滑っていた。大物はほとんど回転数が足りないことはあっても転倒することはなかった。ある意味プレッシャーが少ないこともあり皆、観客を楽しませる滑りをみせていた。
キム・ヨナないつもと違い髪もおろし大人の女性となった演技をしていたのは新鮮だった。女性は10代から20代になるころは少女から大人に変わる時期でちょっとした期間で見違えてしまう。今回ダイジェストではあるが浅田、キム・ヨナ世代と言われる面々の滑りを観ることができた。
スポーツの世界に限らずいいライバルがいることで刺激があって頑張ることができる。松坂世代という言葉をよく聞くがあいつには負けたくないという気持がいい緊張を産み、しのぎを削り合うことになる。そうすることでそのジャンルはレベルがあがり、黄金時代を作ることが出来る。
だからこそもっと浅田、キム以外の面々にスポットを当てることも大事なのだ。
とにかく女子は日本人を追いかける他国の面々、男子は外国の最強メンバーに高橋や織田が風穴をあけることができるかという所に焦点があたる。今はフィギュアを放送すれば視聴率がとれる状況だ。でも下が育って上をおびやかさなければフィギュア界が数年後、沈んでしまう。
まだ浅田と安藤が少し休んでいたからすぐに追い抜かれるという状況ではない。、彼女二人は頂点にたったことは素晴らしい事だが今度は追われる立場になったのだ。ここから維持するのが難しい。これはどの世界でも同じなんですね。勝って当たり前は10代の女の子には大変なのです。
男子に関してはもう高橋が金を獲れるかである。今回もそうだが男子の選手が何しようとキャーキャーすごい女性の声です。確かに外国の選手はかっこいいですね。日本の高橋はかっこよくはなっけど織田を含め猿顔ですからねぇ。
とにかく一強時代はそのジャンルを衰退させる。相撲で白鵬が出てきたことで周りが奮起しはじめた。フィギュアも一人ずば抜けておらず大会ごとにしのぎを削り合う方がその業界を繁栄させるのだ。フィギュアは今本当に波にのっている。一度は採点の問題や最近では協会に関する黒い話題があったがそんなこともわすれさせるくらいだ。
これからが火花を散らす勝負の始まりだ。その前の祭りであるかのようにみんな初めてのことをしたり、人を楽しませようとすることに主をおいていた。さあ、これから世界の頂点をかけた戦いが始まる。華麗であり力強い舞をまたみせてほしいものです。
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