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DEATH NOTE デスノート the Last name ~黒と白のバトル~ [映画]

DEATH NOTE デスノート the Last name

DEATH NOTE デスノート the Last name

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2007/03/14
  • メディア: DVD


DEATH NOTEの後編のDEATH NOTE the last nameを鑑賞する。

夜神月(藤原竜也)は父の影響で法学を勉強するも今の世の中は犯罪がはびこっていた。
そんな時に手に入れたDEATH NOTEは名前を書き込むことでその人間は死んでしまう。
現代の裁き人かのように月はキラの名で犯罪者を始末していく。

そして警察はキラを捜すためにL(松山ケンイチ)にプロファイリング捜査に参加させる。そして
彼は月が犯人だと読み監視するも月の方が一枚上で自分の恋人を殺してまでキラとしての
自分を守ろうとする。

そして後編は海歩というアイドルの元に白い死神レムがやってくる。そして海歩の手に入った
DEATH NOTEは月が持つNOTEは名前がわかれば殺すことができたのだが海歩のノート
は所有することで死神の目を持つことが出来、顔だけで名前や寿命までわかってしまう。

海歩は月がキラだと知る。実は海歩の家族が惨殺され、その犯人がたまたまキラによって
殺されたため海歩はキラが救世主であると思いこんでいたのだ。月は自分のキラを遂行
するためにも仕方なく海歩と手を組む決意をする。

そして海歩は第2のキラとして犯罪者を抹殺していく。捜査は難航するもLは第2のキラが
海歩だと読む。そして彼女を監禁する。そして月がLの元に現れ自分が第1のキラかもしれ
ないといい自分を拘束させる。

しかし、第1第2のキラが拘束されているのに第3のキラが現れる。捜査は混乱する。それは
月がレムに頼んで巧みに操作された作戦であった。はたしてLは月が犯人であるという証拠
にたどり着くのか、月はLを殺し、キラとして革命を遂行できるのか。

黒を基調とした月と白をベースにするLの戦いは最後の最後までドン傳返しの繰り返しで果た
してどっちが勝つのか結構手に汗握ってしまった。結局、どんな犯罪でも複数でやった方が
やりやすいのだがどうしても最後は仲間の歩調が微妙に崩れることで完全犯罪はなかなか
成立しない。

とても二人の心理戦は楽しかったのだが視聴率のためならというマスコミやキラのしている
ことは正義なのかただの犯罪なのか?殺された人間が犯罪でそのおかげで犯罪率が低下
するという皮肉な現実。法で裁く道に進もうとする月には法には限界がある事実を知る。

月はもしかDEATH NOTEを拾わなければ法を守る方で思う存分力を発揮していたのだろう。
でもデュークもおそらく無作為にノートを渡したのではなく月のような魅力のある人物だから
であろう。

そしてLはひょっとこをかぶったりどこか病的でおたくっぽく、甘いものが好きな風変わりな
キャラを演じているが最後の最後に月の父(鹿賀丈史)に見せる笑顔は初めて人間として
の彼を見せてくれたのが印象的だった。おそらく愛に飢えているんでしょうね。

そしてそんなLの過去がわかる物語が映画化される。スピンオフというのかやはり当たれば
そこから何でも作りたいんでしょう。でもこのLという人間性を作り出した物語は少し楽しみ
な気がする。今回も少しながら彼の過去にヒントを与えるようなシーンも組み込まれています。

松山君は「男たちの大和」でもいい演技をしているし、「NANA」にもでていたなぁ。これから
いろんな映画で顔を見せる大躍進の俳優さんですね。

前に全編でも書いたと思うが面白い作品であるがこういう話が現実離れはしているようにも
感じるがDEATH NOTEが起こしたパニックによってマスコミや一般人やノートに関わった
人たちがとった行動や闇の心の部分はきっとどこかに潜んでいるに違いない。だからそんな
映画が流行ることはとても複雑な気持ちで観ています。考えすぎでしょうかね・・・・・。


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