SONGS ~歌が語り継がれるということ~ [TVドラマ]
今、NHKで放送されている「SONGS」について触れてみたい。毎回1人のアーチストにスポットを当てているのだが結構今時の歌手ではなく30代の我々には非常に興味のあるラインアップがされている。いつも見るわけではないのだが今回は「あみん」でした。
岡村孝子と加藤晴子によるコンビでポプコンで賞をとりあっという間に「待つわ」が大ヒットした。あの直立不動で微妙に足でステップを踏む姿は地味でしたが歌声は抜群でしたね。そんな彼女たちが1年半という短い時間を駆け抜け解散したとは知りませんでした。
あまりにも忙しく(名古屋の大学生だったんですね)、いつしか大学に戻り芸能界から加藤さんはいなくなってしまうのだ。それから岡村孝子はソロになり、加藤はOLに。そしてそれからも仲良かった2人が岡村の20周年で一夜限りの復活をとげる。
そして今年「あみん」が活動を再開する。子を持つ2人が子供に生き様をみせるために・・・。そして岡村孝子のヒット曲「夢をあきらめないで」そして復活あみんの「待つわ’07」などが唄われた。とにかくいい歌はいつ聴いてもいい!これが結論であります・「夢をあきらめないで」なんかは今の自分がまた聞くとなんだか涙が止まりませんでしたね。
なつかしさではなく普遍のテーマですよね。
ちょっと違うといわれるかも知れませんがこれより後の世代の人のZARDの「負けないで」のようなここ一番これ聞いてがんばるぞ!という曲ではまったのかもしれません。
ということで最近見た「SONGS」では佐野元春さん、ドリカムなどでしたが今回の「あみん」が一番自分の中で関わっていたので面白かったですね。その歌が出来るにいたったプロセスであったり、過去から現そして未来へと語り継がれていく歌とその作り手にスポットをあてたこの作品はなかなの拾いものです。
年をとって思うのですが古い歌の方が情緒がある。何もないから創造する。今はなんとかすれば手に入るものが増えた。だから逆に創造する機会が減ってしまったのだろう。そんな時代に生きてきたからこそこの番組は大人の音楽番組なんでしょうね。なかなかNHKもやるやん。
公式HPです。
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