達磨よ、遊ぼう! [映画]
前回、「達磨よ、ソウルへ行こう」を観たのですがその前の作品としてこの「達磨よ、遊ぼう!」を鑑賞しました。
ヤクザのジェギュ一家は敵対する組織に襲われ山奥に逃げ込む。そこには寺がありそこには修行をつむ僧侶たちがおり強引に泊めるように頼むのだが・・・。
まったく水と油のような関係でかたや修行に励み、かたやただなんとなく一日をすごす面々。ぶつかりあうのだがいつしかそれぞれを理解しはじめる。そしてジュギュたちは兄貴が迎えにくるのをまっていたのだが・・・・・。
2作目を先に観ているので僧侶たちのキャラがこういう形で出来上がっているのかと納得がいった。そして2作目で対立していた地上げ屋と戦う時も同じだが相変わらず3本勝負で戦う彼ら。いつも平等な戦いではなく自分に有利な戦いしかしないまるで子供のような争いをするのだがこれはご愛敬で。
物語は水と油の関係が人間という部分では分かり合うことができる。坊主がやくざのためにケンカしたり、ヤクザが寺のためにプレゼントを用意したり。でも相手を受け入れることが何かを変えることができる。たまたまジュギュ一家もこの山にこなければきっと哀しい人生を歩んでいたかも知れない。そして僧侶たちもその後、ソウルにいくことはなかっただろう。
単純な物語ではあるが確かにこの作品だったら次の作品を作りたくなるでしょうね。1作作るとそれ以上のという風になると話しが複雑になりますがもっとスキッとした話しで次の作品を観てみたいですね。
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