マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 [映画]
そこで出会ったのはナンパ男やメイドや受験おたく、アイドルおたくなどの若者たちだった。そして山に彼らを連れて行き修行が始まる。はたして結界を守り怨霊たちを退治できるのだろうか?
もうとにかく学芸会のようなノリであります。7人の中にいる若者達は観たこともないような人たちでアイドルのような人たちが多くこんな修行で強くなるの?という感じであります。さらにこの中にはアドゴニーまでいます。
松村雄基も怨霊として出てくるのですが珍しく連獅子のような白い長髪のカツラをつけて悪役を演じていますが違和感がありました。悪ではあるのですが哀しい過去からこういうことをしているということが最後に判ります。相変わらず大映テレビの演技は健在であります。
ただ千葉真一と倉田保昭二人だけの絡みになると緊迫してまいります。二人の戦いは言うなれば馬場と猪木の戦いのようなもので手に汗握ります。千葉真一も出演シーンは多くないのですが存在感はありますね。
7人が最後に敵と戦うために五重塔に向かうのですがこの中の戦いもちゃちいものです。もっと強い相手はいないのでしょうかと思うほどです。いきなりちびっこカンフーが出てくるは五重塔なら上に向かって戦いを進めると思うのに地下にもぐっていってしまいます。
非常に緊迫感のない戦いを演じてくれています。こんな簡単に倒して良いのですかね。冒頭で一人の2m級の怨霊に100人近い三徳和尚の弟子がやられてしまうのですがショッカーなみの弱さで7人が練習もせずにあのレベルって!!
カンフー映画ではなくアイドル映画として観なければいけませんのでアクションを期待する人は観ないようにしてください。
そうなんですか・・・
千葉真一と倉田保昭といえば、やはり当時の2大アクションスター!
という感じですが(笑)
千葉さんの「影の軍団」シリーズ、好きだったなぁ・・・。
by ikura (2007-07-23 23:38)