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マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 [映画]

マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝

マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
最近、千葉真一さんが引退するという話しを聞いた。ソニーチバとしても世界で名を馳せた男がスクリーンから消えるのは惜しい。そんな中、WOWWOWで千葉真一特集をしておりその中でも去年作られた「マスター・オブ・サンダー」を鑑賞。正直このタイトルから言って香港映画と思っていたのですが日本映画だったのですね。
そして我々の中では香港で有名な日本人と言えばもうひとり倉田保昭さんである。そんな二人が共演しているのがこの作品。
物語は桔梗院の三徳和尚(倉田保昭)と蓮華院の源流和尚(千葉真一)は怨霊の封印を守っていた。12年に一度結界を破るチャンスを守るために日夜鍛錬している。
そして封印が解かれ三徳和尚の弟子達がやられてしまう。生き残ったあゆみは三徳から7人の男たちで怨霊と戦っていたことを知り、その弟子や子孫たちを探し、結界を守ろうとし、山を下り探しに出かける。

そこで出会ったのはナンパ男やメイドや受験おたく、アイドルおたくなどの若者たちだった。そして山に彼らを連れて行き修行が始まる。はたして結界を守り怨霊たちを退治できるのだろうか?

もうとにかく学芸会のようなノリであります。7人の中にいる若者達は観たこともないような人たちでアイドルのような人たちが多くこんな修行で強くなるの?という感じであります。さらにこの中にはアドゴニーまでいます。

松村雄基も怨霊として出てくるのですが珍しく連獅子のような白い長髪のカツラをつけて悪役を演じていますが違和感がありました。悪ではあるのですが哀しい過去からこういうことをしているということが最後に判ります。相変わらず大映テレビの演技は健在であります。

ただ千葉真一と倉田保昭二人だけの絡みになると緊迫してまいります。二人の戦いは言うなれば馬場と猪木の戦いのようなもので手に汗握ります。千葉真一も出演シーンは多くないのですが存在感はありますね。

7人が最後に敵と戦うために五重塔に向かうのですがこの中の戦いもちゃちいものです。もっと強い相手はいないのでしょうかと思うほどです。いきなりちびっこカンフーが出てくるは五重塔なら上に向かって戦いを進めると思うのに地下にもぐっていってしまいます。

非常に緊迫感のない戦いを演じてくれています。こんな簡単に倒して良いのですかね。冒頭で一人の2m級の怨霊に100人近い三徳和尚の弟子がやられてしまうのですがショッカーなみの弱さで7人が練習もせずにあのレベルって!!

カンフー映画ではなくアイドル映画として観なければいけませんのでアクションを期待する人は観ないようにしてください。




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コメント 1

ikura

そうなんですか・・・
千葉真一と倉田保昭といえば、やはり当時の2大アクションスター!
という感じですが(笑)
千葉さんの「影の軍団」シリーズ、好きだったなぁ・・・。
by ikura (2007-07-23 23:38) 

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