プロジェクトA ~3人の絆~ [映画]
最近ネットでジャッキ-チェンがタッキーと共演すると知った。よくみると渡辺謙とも共演するらしい。さてそんなジャッキ-の作品からプロジェクトAについて書こうと思う。
これまでのジャッキ-映画は「酔拳」「蛇拳」など主人公が家族や師匠を殺され復讐に拳法を覚えて勝つ話しだった。その前の「ドラゴンロード」でも前半はドラゴンキッカ-という羽根でピラミッドのようなものの頂上にあがるというスポーツ要素をとりいれたのだが最後はやっぱり戦うのだ。なんといっても「プロジェクトA」はジャッキ-、サモハン、ユンピョウの七少福のメンバーが揃った作品でその後安易にもアルファベットシリーズとしてかどうかスパルタンXやサイクロンZなどで三人は共演するのだ。
比較的普通の生活の中にカンフ-をとりいれた作品だった。物語でそれぞれがまったく違う立場だが必然的に皆で力をあわせるのだ。ユーモアたっぷりでなおかつアイデアカンフ-はいつみても新しい道具やシチュエーションで生まれ驚かされる。だから彼の映画で基本的には複雑骨折をおこしている人がいるかもしれないが死人は出ないのだ。ブルース・リーのシチュエーションはきんちょうがあり、生きるか死ぬかの戦いである。ここがジャッキー映画との違いである。
そして「プロジェクトA」から「プロジェクトA2」が生まれる。さらに「プロジェクトA」公開以降にもうひとつのヒットシリーズ「ポリスストーリー」も生まれた。この頃は本当に飛ぶ鳥を落とす勢いで我々高校生はジャッキーにあこがれを持つようになったのだ。
そしてジャッキー映画には必ずと言っていいほどラストに危険なスタントが行われる。この「プロジェクトA」では最後に時計台から落ちるシーンがあるのだがもうこれはとにかく痛いです。それは何方向からも同じ落ちるシーンを写し、最後は共演者たちがあわてて駆け寄るのだがそれはおなじみのNG特集で紹介されている。
もうジャッキーも年だから最近はスタントを使っているのではという疑惑ももたれているがもう彼ほど体を酷使した人はいないでしょうね。彼らが京劇学院に入って苦しい時を乗り越えてきたからこそ体をはることができたのだ。そんな呼吸もあったメンバーが揃ったらそりゃあいい映画も出来るのです。
もうここ数十年、3人が組む作品はない。できれば何かの記念でもう一度何かをとって欲しいがそれはなかなか難しいでしょうね。だからこそ「プロジェクトA」の三人は一番呼吸があっていると思うので是非観てみてください。
ジャッキー映画の中で「プロジェクトA」がダントツ好きです。
ユン・ピョウも立ってたしね。
懐かしいなあ。
by ken (2007-07-26 01:27)
遅くなりましたが返信を。なんか「プロジェクトA」の映像ってみんな若いし、ジャッキーが一番チャレンジしていたし、なんか古い映像を観るとなんか皆顔が縦長に見えるのですが・・・。20年以上前ですからねぇ、懐かしいですよ。
by n-toproad0902 (2007-08-05 22:55)