受験の神様 第3回 ~受験も社会の縮図?~ [TVドラマ]
いよいよ「受験の神様」が三回目を迎えた。今回は広の家庭教師が受験の神様に教えてもらっていることが梅沢家の周りに影響を与える。上司も息子を広の家に連れて行き道子に家庭教師を頼む。
さらに広のクラスメイトで勇(山口達也)の同級生の西園寺と手塚も受験の神様を紹介してほしいという。
道子は広にクラスメイトから中学受験をする生徒を家に連れてくるようにし、それが西園寺と手塚の子供達だった。二組とも期待して塾までやめて広の家にやってくるのだが道子は受験のために二人を利用し、一人遅れている広のペースに合わせて勉強を行う。すでに塾で習ったことをしている授業に西園寺と手塚の親子は不安を感じる。
そして道子は二人を利用していることを伝える。そしてそれは勇も了解していることを伝える。西園寺と手塚はあきれて梅沢家を出て行く。そして友達を大事にしろといつも言っていた父が裏切ったと思ってしまう。はたして受験勉強はどうなっていくのか!
現在の世の中は不平等の中で動いている。人が人を利用している世の中。人はそのためには藁にもすがる気持だ。結局、勇は自分が変わっているというか普通の人と代わらないことを知る。そして自分が一番想っている息子にまで愛想をつかされる。
それは受験という歪んだ社会だけではなく実際の社会でも同じ事が行われている。はたして道子は三人で勉強させることで彼らに何かを伝えようとしたのか?ただの意地悪だったのか?受験のためならなんでもありというのか。
今までは道子が梅沢親子にあって変わっていくことがテーマかと思ったが逆なのかなぁ。じゃあ梅沢親子が周りを利用してまで受験を乗り切るとも考えられない。今まで道子が広にさせてきた勉強は功を奏している。だからそこにはきっと何か梅沢親子を試す何かがあるに違いない。
我々が働いていく社会の中へのヒントがありそうで来週も楽しみだ。
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