笑う大天使(ミカエル) [映画]
上野樹里主演の「笑う大天使」を鑑賞。作品はもともとコミック原作なため作りは実写の漫画のような作りになっている。
母と死に別れた史緒(上野樹里)は生き別れになったという伯爵の兄の一臣(伊勢谷友介)に引き取られる。そして聖ミカエル学園に転校してくる。そこはお嬢様の花園のようで史緒は自分がただの庶民なために困惑する。
そんな学園の周りで少女が誘拐される事件が頻発し学園内に緊張が走る。史緒はそんな学園での生活に飽き飽きしていたがこの学園の中に彼女と同じく庶民であるのにお嬢様を演じる仲間と出会う。そして学園の仲間が誘拐され史緒と仲間三人で誘拐犯をつかまえにいくのだが・・・・・。
とにかく史緒含めた三人が超人的な力を持っており、最後の誘拐犯捜索の際に大暴れをするのだが荒唐無稽というのかなんであんなすごいのかわからないが原作でそのあたりも描かれているのだろうか?途中ちょっとしたこぼけや妙な制服を着た彼女たちが滑稽に見えてくる。
大阪弁でしゃべる上野樹里は前々から言っている通り、さらに山田花子に似ており「しゅびどぅしゅびぃ しゅびどぅばぁ」といいそうな感じに見えてきて仕方がない。
伊勢谷友介や今ではハリウッド女優の菊池凛子まで出演しておりこれはこれでお宝映像かもしれない。
コメディとして漫画のようなテンポの速い展開であったがあまりにも速すぎてよく物語の流れがわからなくなりました。しかしお嬢様とパワフルな庶民のギャップがあってそれはそれで面白くできたと思うのですが。だからこの物語はファンタジーなんでしょうかね。そう観ればOKですかね。
妙に体にフィットした制服といい、体操着といいお嬢様というのかコスプレといっていいのか。どうも原作がどんなものかわからないで判断を下しにくいのだがちょっと微妙な映画でありました。
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