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達磨よ、遊ぼう! [映画]

達磨よ、遊ぼう!

達磨よ、遊ぼう!

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: DVD
前回、「達磨よ、ソウルへ行こう」を観たのですがその前の作品としてこの「達磨よ、遊ぼう!」を鑑賞しました。
 
ヤクザのジェギュ一家は敵対する組織に襲われ山奥に逃げ込む。そこには寺がありそこには修行をつむ僧侶たちがおり強引に泊めるように頼むのだが・・・。
 
まったく水と油のような関係でかたや修行に励み、かたやただなんとなく一日をすごす面々。ぶつかりあうのだがいつしかそれぞれを理解しはじめる。そしてジュギュたちは兄貴が迎えにくるのをまっていたのだが・・・・・。
 
2作目を先に観ているので僧侶たちのキャラがこういう形で出来上がっているのかと納得がいった。そして2作目で対立していた地上げ屋と戦う時も同じだが相変わらず3本勝負で戦う彼ら。いつも平等な戦いではなく自分に有利な戦いしかしないまるで子供のような争いをするのだがこれはご愛敬で。
 
物語は水と油の関係が人間という部分では分かり合うことができる。坊主がやくざのためにケンカしたり、ヤクザが寺のためにプレゼントを用意したり。でも相手を受け入れることが何かを変えることができる。たまたまジュギュ一家もこの山にこなければきっと哀しい人生を歩んでいたかも知れない。そして僧侶たちもその後、ソウルにいくことはなかっただろう。
 
単純な物語ではあるが確かにこの作品だったら次の作品を作りたくなるでしょうね。1作作るとそれ以上のという風になると話しが複雑になりますがもっとスキッとした話しで次の作品を観てみたいですね。

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ラッキーナンバー7  [映画]

ラッキーナンバー7 DTSコレクターズ・エディション(2枚組)

ラッキーナンバー7 DTSコレクターズ・エディション(2枚組)

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: DVD
たしかこの作品が公開された頃、すげぇメンバー揃った映画やなぁと思った記憶がある。B・ウィリス、J・ハートネット、M・フリーマン、B・キングスレー、ルーシー・リュー、スタンリー・トゥリッチとそうそうたるメンバーが揃ったのがこの「ラッキーナンバー7」。
 
物語はあまり書くとあっと驚く内容がばれてしまうのでさわりだけを。
 
スレヴン(J・ハートネット)は悪運続きでさらにやってきたニックの部屋である男に拉致される。そのボス(M・フリーマン)から対立するボス(B・キングスレー)の息子を殺すように頼まれる。何がなんだかわからないスレヴンだが彼には借金があり仕事を断ることができなかった。そしてこの事件には殺し屋グッドキャット(B・ウィリス)が絡んでいるのだった。
 
非常に最後にむけて「あっそう」と思わせる展開に。(なんとなくは読めるのだけれどね)「オーシャンズ」シリーズのように大物俳優がたくさん出過ぎて消化不良を起こすか心配されたがまったくそんなことはありません。一体誰がだまされているのかわからずB・ウィリスが謎なんですね、殺し屋ってことはわかるけど。
 
タイトルにある通り「数字」にキーワードがあります。
 
でもストーリー上、最初から最後まで人が死にすぎですね。そういう部分はあまり好きになれないですね。稼業が稼業だから殺したら殺し返されるという世界ではあるが結構悲惨に殺されていくのです。ただ殺し屋にも人の心があるという部分が描かれているのが唯一の救いではあるが。
 
復讐合戦のような物語はどうも後味が悪くあります。

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武士の一分 ~武士も人の子、人の子でも武士の一分~ [映画]

武士の一分

武士の一分

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: DVD
山田洋次監督で木村拓哉主演で撮られた「武士の一分」を鑑賞。
 
下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は妻の加代(壇れい)と使用人の徳平(笹野高史)とつつましく暮らしていた。常日頃、武士としてより子供などを相手にして争いなど無縁の男であった。そんな彼の仕事は毒味として藩主の食事を数人で食し、何かないようにしていた。
 
そんなある日、食した貝にあたった新之丞は3日間意識なく妻の看病のもとで無事に目覚めた。しかし、悲劇は続き、新之丞は目が見えなくなる。途方に暮れる新之丞、死をも覚悟するが妻の説得もあり盲目のまま生活する。
 
そんな時、加代が昔から顔見知りの島崎藤弥(板東三津五郎)が取りはからってくれたおかげで新之丞は武士として使えなくても家禄をそのままにしてもらうことができた。そしてある噂で加代が盲目の新之丞をおいて誰かとあっているという。新之丞は徳平を使い後をつけさせると加代は藤弥とあっていた。
 
しかし、藤弥は権力を使い、本当は新之丞のために何か取りはからったわけではなく、弱みにつけこみ加代をてごめにしたのだ。新之丞は加代のために藤弥に果たし合いをすることを決める。
 
木村拓哉が主役というテレビ・映画はあまり観たことがないのだがどこか前半はスマスマのコントかなと思わせる雰囲気なのだが盲目になり最後の果たし合いまではなかなか見応えは感じた。これはひとえに妻役の壇れいや徳平役の笹野高史の脇を固める存在も大きい。確か笹野さんってこれで「日本アカデミー賞」の助演男優賞とりましたよね。わかる気がしますね。
 
「たそがれ清兵衛」や「隠し剣 鬼の爪」など藤沢周平作品は下級武士でいわゆるよくある勧善懲悪の時代劇とは違い、等身大の主役がそのわずかな武士として人間としてのプライドをかける。人が人を斬ることはそう簡単ではない。特に新之丞のキャラは争いを好まない。
 
そんな彼が盲目になったことで不安から自分を恥じたり、彼と結婚することが夢であった加代まで疑ってしまう。徳兵にもつらくあたるのだが事の真相を知り、プライドを捨て、勝負に挑む。
 
「花よりもなほ」などを含め今こういうタイプの等身大時代劇が脚光を浴びている。武士であっても人の子である。でもその人の子であっても武士としての一分をもっているのだ。キムタクは何をやってもそつなくこなしますがなんかちょっと情けない役というのが不似合いではありますね。

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直撃地獄拳 大逆転 ~ずっこけ三人組?~ [映画]

さて千葉真一の古い作品がWOWWOWでやっていたのをとっていたのだがやっとその一本「直撃地獄拳 大逆転」を観ました。六億する宝石ファラオの展示会でカウフマン夫人が来日する。しかし娘が誘拐される。

その奪還に依頼されたのが甲賀(千葉真一)、隼(佐藤充)そして桜(ゴウエイジ)がだった。娘は奪還したがお金は盗まれてしまう。しかし、その裏にはからくりがあった。それを知った彼らはファラオを盗まれた6億を奪還にむかう。

意外とコミカルな映画であった。この「地獄拳」はシリーズ第2弾らしく絶妙な三人の掛け合いはトリオ漫才のようだ。今では威厳のある役が多い佐藤充さんもコミカルな一面をみせている。この三人組は実は仲がよくなく意地の張り合いもあってその微妙な関係が笑いを生み出す。

でもちゃんと千葉真一の地獄拳は炸裂します。もう仮面ライダーのキックのようにビュンビュン跳び蹴りをかまします。さらに彼が首筋にモンゴリアンチョップをすると相手の目は飛び出してしまいます。さらに首をひねると一回転してしまうのです。さすが地獄拳ですねぇ。強力接着剤で桜がテーブルに手がひっついてしまうのだがとれなくなり、最後の最後まで手の形にくりぬいたテーブルの板を手につけています。細かいというかでもその固い手形の木が戦いに役立つアイテムかと思ったのですが最後まで何もおこりません。ギャグのセンス自体すべて古いのですがそれを真面目にやってるからこちらも笑ってしまいます。

香港映画好きの私は何故香港映画がいいのかというとバカバカしいことも普通に真剣に演じるそのパワーが好きなのだ。そういうパワーがこの映画には感じられますね。エネルギッシュな作品です。

とても新鮮です。お色気あり、コメディあり、アクションありで超娯楽大作としてその当時は面白かったのでしょう。でも今観ても面白いです。さらに今では重鎮のような人たちが端役で出ています。室田日出男や山城新吾などが出ており、最後の最後にはたぶんあれって嵐勘十郎が網走刑務所に服役して千葉真一が師のように仰ぐのだがこれって網走番外地に嵐勘が出ていてそのパロディなんでしょうかね。そうそう香港警察として志穂美悦子さんもアクションで出てきます。そうそう丹波哲郎さんもです。

とてもコミカルでいて面白い映画です。一度観てみては。

 



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猫目小僧 ~ちょっとメタボなヒーロー~ [映画]

猫目小僧

猫目小僧

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/10/28
  • メディア: DVD
楳図かずお作品はやはり劇画で観る方がとてもこわい。恐怖の顔など女性であろうが子供であろうがなんて顔してんだという感じで特に彼のホラーの漫画は小さい頃怖かった思い出がある。でもカルトな人気はいまだに健在です。
 
さてこの間、「神の右手、悪魔の左手」のDVDを観て今回は「猫目小僧」を鑑賞しました。
 
まゆか(石田未来)は弟と父(田口浩正)と東北の田舎に引っ越してくる。まゆかは顔にあざがあり、弟はぜんそく気味で転校しても仲間はずれにされていた。しかしそんなまゆかの家に猫目小僧があらわれ、弟となかよくなる。そして猫目のおかげでまゆかと弟の病気は治ってしまうのだ。
 
そんな村にギョロ目の妖怪がいて彼に襲われると肉玉というものが体に出てくるという奇っ怪な事件がおきる。村のものは猫目小僧も目がギョロ目なのだ犯人と間違われてしまう。つかまった猫目を助けることをせずまゆかは逃げてしまう。猫目は逃げ出すが村中の人が肉玉におそわれ、変身してしまう。
 
はたして村はどうなるのか?猫目は村を救えるのだろうか?
 
ちょっとメタボな猫目小僧なのだが実写になるとき漫画のキャラがどうなるのかと思うのだがもうそのまんま漫画の顔と同じマスクをかぶった猫目小僧が登場する。これにはまいったなぁ。さらに肉玉が体にできる人間たちもチープです。さらに事件の真犯人役として竹中直人が出てくるのだが彼も相変わらずいろんな映画にでていますね。
 
主役の石田未来は最初から最後まで叫びます。もう叫びのプロというくらいキャーキャーいい続けています。典型的な美少女ホラー映画になっています。肉玉が女子高生の口の中にグロテスクに入っていくのは悪趣味というかなんというか。
 
ファンにとってはどうなんでしょうね。実写でやってくれて嬉しいという人もいればがっかりという人もいるのだろう。でもチープが妙に面白く意外にも続編を観たい気がする。
 
猫目って本当は強いのかとても不思議である。いろんな人の傷を治すし、肉玉相手にツバをはきかけると相手がやられてしまうう。屋根の上をピョンピョン飛び跳ねるのにはじめて村人に見つかった時は四本足で逃げるのだがこれまた遅いのだ。そして体が妙に太いのだ。俊敏に見えないのです。強いのかでも相手を倒したから強いんですけどね。
 
人と見た目が違うだけ人はその人を色眼鏡で見てしまう。そんな人の嫌な部分にアンチテーゼを投げかけているのかもしれません。そう考えると意外と楳図かずおってすげぇのかもしれませんね。
 
 
 
 
楳図かずおの名作コミックを、『恋する幼虫』『卍』などでカルト的人気を博している井口昇監督が映画化した、快作にして奇作。タイトルロールの猫目小 僧は、300年に一度しか生まれない猫又の子として誕生するものの、人間に近い姿をしていることで妖怪一族に見捨てられるという、哀しい過去を背負た孤高のヒーロー。
   ところがその悲劇の主人公・猫目小僧を、井口監督は大胆この上ない表現手段をとって映画に登場させた。「そのまんまやないけ!」とツッコミを入れたくなるほどベタなマスクをつけた猫目クンは、白昼堂々と出現し、姉弟と交流するばかりか、村人を襲う妖怪にも単身戦いを挑むのである。そのビジュアルの 開き直ったような明るさに、時に戸惑いをや苦笑を覚えるものの、決して不快ではないあたりが本作の奇妙なテイストだ。
   それにしても、ラストで石田未来演じる少女を妖怪が襲うくだりで、石田の口に異物が入って行くくだりは、井口監督が美少女スカトロAVの名匠であることを考えると、不埒なイマジネーションをかき立てられてしまう。(斉藤守彦)


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オトシモノ ~ホラー&友情物語~ [映画]

オトシモノ

オトシモノ

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
駅のホームに定期が落ちている。そりゃあ誰でも拾うわな。そしてそれを届けるであろう。こんな私も一度落としたことがあって拾ってもらいありがたかった思い出があります。
 
しかしここで拾った定期を届けるとその人まで消えてしまう。奈々(沢尻エリカ)の妹は先に定期を拾い行方不明になった友達をホームで見かけ彼のあとを追う。そのことを奈々の携帯にメッセージを残し消えてしまった。
 
一方で香苗(若槻千夏)は彼氏からブレスレットをもらうが実はそれは電車で拾ったものだった。そのブレスレットははずずことができなくなりさらに彼は駅のホームに落ち、「八重子に気をつけろ」の言葉を残し死んでいった。
 
電車の運転手久我(小栗旬)も運転中のトンネルで幽霊を見たのだが仕事を外される。そして彼は先輩(板尾創路)から事件を知らされることになる。
 
妹を見つけたい奈々、彼を守れなかった思いを持つ香苗、奈々に頼まれ久我も参加し、トンネルで死んだ八重子を捜しにいく。そしてそこにはただ八重子の怨念だけでおきた事件でないことがわかる。はたして真相は?奈々は妹を救えるのか?
 
正当派ホラーである。沢尻、若槻の二人のアイドルが事件の真相を追う。現代の高校生の実態をあらわすかのように優等生奈々と落ちこぼれ香苗は正反対だったが香苗の彼が死に状況は一変する。自分が友達と思っていた仲間が香苗が殺したと思い仲間から外れ友達がいなくなる。そして事件の真相を追う中で奈々と香苗が心を交わらせるのだ。
 
さらにオトシモノの犠牲者の母として杉本彩が登場するのだが悪霊に乗り移られた息子に目をかきむしられ右目がないのだ。インパクト十分の表情です。しかしそんな彼女も事件の真相を追うのだが彼女には驚愕の事実が隠されていたのだ。
 
そんなにこわいというのはなかったが我々の日常に近い所に幽霊がでるのでリアルな怖さがあります。夜の電車のホームだったり暗いトンネル、さらに夜中のエレベーターなどはよくいたら怖いなぁ。最初は呪怨の白塗りの男の子かと思いましたが彼には勝てませんね。
 
一番こわいと思ったのは最後に屍に追われる主人公たちが電車で逃げるのだが線路を追いかけてくる屍から逃げるのだがもう踏みつぶしている音が妙にえぐかったですね。(まあ相手は死んでるんですけどね)
 
最後は女の子二人の友情物語に終わります。どうしてもホラー映画だから最後までヒロインが生き残るけど最後に最後で大ドンデンかと気を張っていたのですがすんなりと終わってしまいます。でも最後に写されるレールが大きくひいた映像を見るとこれだけ大きな東京の線路にはもっといろんな霊がいるんではと冷静に感じてしまいました。
 
夜の電車であまり外を見ない方がいいかも・・・・・。

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プロジェクトA ~3人の絆~ [映画]

最近ネットでジャッキ-チェンがタッキーと共演すると知った。よくみると渡辺謙とも共演するらしい。さてそんなジャッキ-の作品からプロジェクトAについて書こうと思う。

これまでのジャッキ-映画は「酔拳」「蛇拳」など主人公が家族や師匠を殺され復讐に拳法を覚えて勝つ話しだった。その前の「ドラゴンロード」でも前半はドラゴンキッカ-という羽根でピラミッドのようなものの頂上にあがるというスポーツ要素をとりいれたのだが最後はやっぱり戦うのだ。なんといっても「プロジェクトA」はジャッキ-、サモハン、ユンピョウの七少福のメンバーが揃った作品でその後安易にもアルファベットシリーズとしてかどうかスパルタンXやサイクロンZなどで三人は共演するのだ。

ドラゴンロード

ドラゴンロード

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • 発売日: 1999/03/25
  • メディア: DVD

比較的普通の生活の中にカンフ-をとりいれた作品だった。物語でそれぞれがまったく違う立場だが必然的に皆で力をあわせるのだ。ユーモアたっぷりでなおかつアイデアカンフ-はいつみても新しい道具やシチュエーションで生まれ驚かされる。だから彼の映画で基本的には複雑骨折をおこしている人がいるかもしれないが死人は出ないのだ。ブルース・リーのシチュエーションはきんちょうがあり、生きるか死ぬかの戦いである。ここがジャッキー映画との違いである。

そして「プロジェクトA」から「プロジェクトA2」が生まれる。さらに「プロジェクトA」公開以降にもうひとつのヒットシリーズ「ポリスストーリー」も生まれた。この頃は本当に飛ぶ鳥を落とす勢いで我々高校生はジャッキーにあこがれを持つようになったのだ。

そしてジャッキー映画には必ずと言っていいほどラストに危険なスタントが行われる。この「プロジェクトA」では最後に時計台から落ちるシーンがあるのだがもうこれはとにかく痛いです。それは何方向からも同じ落ちるシーンを写し、最後は共演者たちがあわてて駆け寄るのだがそれはおなじみのNG特集で紹介されている。

もうジャッキーも年だから最近はスタントを使っているのではという疑惑ももたれているがもう彼ほど体を酷使した人はいないでしょうね。彼らが京劇学院に入って苦しい時を乗り越えてきたからこそ体をはることができたのだ。そんな呼吸もあったメンバーが揃ったらそりゃあいい映画も出来るのです。

もうここ数十年、3人が組む作品はない。できれば何かの記念でもう一度何かをとって欲しいがそれはなかなか難しいでしょうね。だからこそ「プロジェクトA」の三人は一番呼吸があっていると思うので是非観てみてください。

プロジェクトA デジタル・リマスター版

プロジェクトA デジタル・リマスター版

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: DVD


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ユア・マイ・サンシャイン ~愛が結ばれた時~ [映画]

ユア・マイ・サンシャイン

ユア・マイ・サンシャイン

  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: DVD
これは韓国映画を問わず多くの恋愛物で障害を乗り越えるものがある。「私の頭の中の消しゴム」のように難病もの、身分差を乗り越える恋愛など様々な種類があります。最初この「ユア・マイ・サンシャイン」ってまた女性が難病かと思ったのですがそうではありませんでした。(HIVにはかかっているのですが本題はもうひとつあるのです) 
 
ソクチュン(ファン・ジョンミン)は純朴で牧場を経営しているがなかなかその性格が婚期を遅らせていた。そしてある日であったウナ(チョン・ドヨン)と出会い一目惚れする。しかしそんな彼女には暗い過去があったのだ。
 
しかしソクチュンの想いの強さと過去を忘れたいことから少しづつながら最初はただのおじさんと思っていたソクチュンを好きになるのだ。しかし幸せとはそんな簡単に続かなかった。実はウナは既婚者だったが夫から逃げてきたのだ。ソクチュンの想いに応えられないと感じたウナはソクチュンのもとを出て行くのだ。
 
しかし彼女が働いている売春宿がガサ入れにあって逮捕される。さらにHIVにかかっていることを知る。そんな彼女でも愛していたソクチュンは毎日面会にいくが拒否されてしまう。ソクチュンは村で笑い者、厄介者とされてしまう。それでも愛を貫こうとするソクチュン。彼はウナに「一生何があっても側にいる」と約束していたからだ。
 
どんな過去があろうと愛を貫こうとする男。そんな男の愛に寄り添いたいと想いながらも彼のためにもその愛に背を向けようとする女。しかし物語は最後にソクチュンが事故にあう。彼の傷つけないために冷たい態度をとっていたのだが彼の異変に気付く。それでも彼女を愛そうとする彼の思いをうけとったウナ。
 
またソクチュンのお母さんが味があります。息子を心配するも息子の情けない姿に腹をたてる。でも彼の好きなウナの事を心のどこかで心配する母。韓国映画は結構父や母の存在というのが大きな役割をもっている。どんな物語でも家族を描く所が韓国のいい所だと感じました。
 
これが実話を基にしているとのこと。愛は障害があるほど燃えることもある。これはどちらというと誰かが切り裂く愛というのではない。ソクチュンもウナも心はまっすぐだ。ソクチュンは愛する人をみつけた。ウナは人生の再生が彼とならできると思った。
 
タイトル通り、ソクチュンにはウナはまぶしい太陽のような存在である。最後に二人が迎える結末は幸せへはたして向かうのだろうか。それはこれらの彼ら次第なのだ。でも二人はやっと結ばれてきっとこれからを乗り越えられるのだろう。
 
とてもせつなくあり、でも暖かい気持になる映画でした。

 

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マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 [映画]

マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝

マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
最近、千葉真一さんが引退するという話しを聞いた。ソニーチバとしても世界で名を馳せた男がスクリーンから消えるのは惜しい。そんな中、WOWWOWで千葉真一特集をしておりその中でも去年作られた「マスター・オブ・サンダー」を鑑賞。正直このタイトルから言って香港映画と思っていたのですが日本映画だったのですね。
そして我々の中では香港で有名な日本人と言えばもうひとり倉田保昭さんである。そんな二人が共演しているのがこの作品。
物語は桔梗院の三徳和尚(倉田保昭)と蓮華院の源流和尚(千葉真一)は怨霊の封印を守っていた。12年に一度結界を破るチャンスを守るために日夜鍛錬している。
そして封印が解かれ三徳和尚の弟子達がやられてしまう。生き残ったあゆみは三徳から7人の男たちで怨霊と戦っていたことを知り、その弟子や子孫たちを探し、結界を守ろうとし、山を下り探しに出かける。

そこで出会ったのはナンパ男やメイドや受験おたく、アイドルおたくなどの若者たちだった。そして山に彼らを連れて行き修行が始まる。はたして結界を守り怨霊たちを退治できるのだろうか?

もうとにかく学芸会のようなノリであります。7人の中にいる若者達は観たこともないような人たちでアイドルのような人たちが多くこんな修行で強くなるの?という感じであります。さらにこの中にはアドゴニーまでいます。

松村雄基も怨霊として出てくるのですが珍しく連獅子のような白い長髪のカツラをつけて悪役を演じていますが違和感がありました。悪ではあるのですが哀しい過去からこういうことをしているということが最後に判ります。相変わらず大映テレビの演技は健在であります。

ただ千葉真一と倉田保昭二人だけの絡みになると緊迫してまいります。二人の戦いは言うなれば馬場と猪木の戦いのようなもので手に汗握ります。千葉真一も出演シーンは多くないのですが存在感はありますね。

7人が最後に敵と戦うために五重塔に向かうのですがこの中の戦いもちゃちいものです。もっと強い相手はいないのでしょうかと思うほどです。いきなりちびっこカンフーが出てくるは五重塔なら上に向かって戦いを進めると思うのに地下にもぐっていってしまいます。

非常に緊迫感のない戦いを演じてくれています。こんな簡単に倒して良いのですかね。冒頭で一人の2m級の怨霊に100人近い三徳和尚の弟子がやられてしまうのですがショッカーなみの弱さで7人が練習もせずにあのレベルって!!

カンフー映画ではなくアイドル映画として観なければいけませんのでアクションを期待する人は観ないようにしてください。




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オーメン666 [映画]

オーメン666

オーメン666

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: DVD
オーメンは小さい頃一番最初の作品をテレビで観たときは本当に怖かった思い出があるのだが新たに第一作をリメイクした作品「オーメン666」を鑑賞した。基本的には一作目を踏襲した作品になっている。
 
6月6日午前6時にロバート・ソーンは妻のケイトが死産したことを知る。そんな時に病院の神父がある子供を引き取るように薦める。しかし育ったダミアンの周りで人々が無惨な姿で死んでいってしまう。ロバートの元に一人の神父が現れる。彼はダミアンが悪魔の子であると伝える。
 
はたしてダミアンは悪魔の子なのか?
 
やはり映像技術が発達したが昔の怖さをそのまま出すのは難しい。昔の方が技術は劣っているけど怖さは感じられた。さらにストーリーがわかっているだけにいつ死んでしまうんだとか結末はどうなっていくのかということがわかっているのでドキドキ感がない。でもそれを判ってみてるんですけどね。
 
ダミアン君が青すぎる目だけとても印象的でしたね。ただ一作目をなぞるなら成長していくダミアン君をとってもいいのかなと思う。確か3作目くらいはサム・ニールかなんかで撮った「オーメン」って確か彼が大きくなったダミアンだったと思うのですが。
 
とにかくハリウッドも新しい作品を作るにもネタがつきていることもあり、昔のヒット作をもう一度作るのだが当然ほとんどの作品は全作を超えられない。今回もしいてあげれば死んでいく人々の描写は迫力はあったがそれ以外は全作にはかなわない。
 
そんな現実の中でもこれからも新しくリメイク作品が作られていくのだがこれはハリウッドが抱えた大きな悩みであろう。

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